【京都下鴨修学館】追手門学院大学の学生様ご見学

先日、追手門学院大学(地域創造学部・地域創造学科)の学生様が「京都下鴨修学館」へ見学に来られました。
(※生活の場ですので通常見学は不可です)

京都下鴨修学館は、2020年、元女子学生寮をリノベーションし「価値観を共有するコンセプト型のシェアハウス」としてオープン。館内の半分に「一般社団法人 Cift(シフト)」のメンバー、もう半分には一般募集でご入居いただいた方が居住中です。

一口にシェアハウスといっても入居者同士の関わり方は物件ごとに様々ですが、この修学館は「暮らしをシェアする」がコンセプトで、住民同士「家族」のように暮らされています。

住民の方から学生さんへ、修学館での暮らしについて、実践していること(「家族を思って暮らす」「想像力を働かせて生活する」「ルールはあえてつくらない」「月1回のハウスミーティング住民がアルバイトで清掃/掃除をすることで物件に愛着を持つ」など)や、修学館ならではの取組み(「シェアクローゼット(服をシェア)」や「どんぶりバンク」など)が紹介されました。

説明を聞いた学生さんからは、「イメージしていたシェアハウスと違った」「”シェア”のイメージが広がった」という声や、修学館の特徴である「住民を家族として受け入れること」への驚き、住人同士で仕事をしたり得意分野で助け合ったりしている修学館ならではの交流に「一緒に住む住民が心強いのが感動」「しなやかに生きている」といった感想も頂きました。

修学館で実践されている暮らしは、一般的な賃貸物件ではなかなか難しいですが、「多様性の時代に対応できる物件をつくりたかった」というオーナー様の思いや、”母”のような役割を担われている運営マネージャーさんの存在、住民の方々の助け合いや様々な出会いがあって育まれてきたと、私たちも改めて知れた1日でした。

ご見学にお越し頂いた追手門学院大学の皆さま、ご協力いただいた修学館の皆さま、ありがとうございました!